2017年09月28日
9月16日、文化祭でハンセン病について学んでいる3年1組に、「ハンセン病回復者支援センター」と「いちょうの会」(退所者の会)から職員さんと回復者の方3名が来校され、クラスで交流しました。まずはじめに長島愛生園を訪問した生徒による報告を聞き、支援センターの方のお話、続いて3名の回復者の方を囲んでのグループ学習を行いました。とくにグループごとの学習会では、それぞれの隔離されたときの様子、療養所での生活、退所しての苦労などを深く聴くことができて、とても素晴らしい体験となりました。
<生徒の感想>
●直接回復者の方からお話を聞かせてもらって本当にいい経験になりました。文字や映像などよりも深くでハンセン病の事を学ぶことができました。「伝えていってほしい」と言われた事を胸に、人のために何かを頑張れるような人になりたいです。
●ハンセン病の元患者さんに会うのは今日が初めてでした。旅行と言って騙されて少年舎へ連れて行かれたことや、療養所での絶望感、両親が一度も来てくれなかったことなど聞いていくうちに凄く泣きそうになりました。本当は話すのも辛いし当時の事を思い出すのも辛いだろうに私たちに分かりやすく一つ一つ丁寧に話してくれてうれしかったです。