2017年09月16日
13日水曜日、文化祭で沖縄をテーマにしている2年生のクラスで沖縄戦の体験者、海江田登美子 さんのお話を聞きました。海江田さんは7歳のときに沖縄で戦争に巻き込まれ、住んでいた那覇から北部へ避難した経験の持ち主です。逃避行中に遭った戦闘の激しさや、飢えとのたたかいをリアルに語っていただきました。経験者が語る「命ど宝」「戦争は決して繰り返してはいけない」という言葉が重く響きました。
【生徒感想】
「爆弾が落ちてくることに慣れたとか、人が目の前で死んでも何も思わなくなったなど、普通ならありえない状態に慣れるというのは悲しいと思った。」
「飢えの中、雨の日に出てくるカタツムリまで食べていたと聞いて驚いた。食用のものがあるのは知っていたけど、そこら辺にいるカタツムリが、沖縄の人の命の恩人になったと聞いて、戦時中は何が役立つか、命の助けになるかなんてわからないことだと思った。」