看護師国家試験が終了し、2月28日~3月3日まで、卒業事例研究を全員行いました。
専攻科2年次の「成人看護学実習Ⅱ」の事例を、論文形式にまとめ直し発表を行いました。
また、自分以外他の学生の事例に対し、評価をしあいました。
発表、評価をすることで「同じ疾患でも一人ひとり同じ看護ではなく、個別性が必要である」「具体的な助言をもらうことで、視野が広がることができた」等、卒業式を目前にして学び深い「卒業研究発表会」となりました。
また、専攻科1年生が聴講を行いました。「看護の内容については、一方向からのアプローチだけでなく、色んな方向が必要である」「先輩の質問も、レベルが違い疾患を理解したうえであり、すごいと改めて思いました」の感想が出されました。
看護専攻科1期生 卒業記念講演会を3月3日に行いました。
東京医科大学医学部看護学科兼任准教授 山﨑達枝を講師に招き「災害看護・看護の原点」をテーマに2時間講演をいただきました。
4月から看護師としてスタートする卒業生へ「見えないものも、見る力をつけてほしい」
「関連死は直接死よりも多く、予防することができる」など、東日本大震災からの災害看護の現場を経験されている講師からのメッセージがありました。
学生からは、「直接死より関連死が多い、関連死は防げる」「被災地の心に寄り添い、同じ立場で考え、伝えていくことが必要である」などの感想が出されました。