10月28日(木)3~4限は、2年3組を対象とした、窪島誠一郎さんによる、特別授業。今回が第3回目です。
授業の前半は、2つのことば(「親ガチャ」「孤独」)から連想する事柄の交流と、4名の戦没画学生(小柏太郎・片岡進・近藤隆定・千葉四郎)の作品の鑑賞。後半は、鑑賞した作品から受ける印象を交流しました。
感想交流では、参加者全員が発言し、窪島さんと対話します。
「片岡進が自刻像以外の作品を燃やしてしまったのは、『自分はもっと芸術を究められるはずだったのに』というプライドがあったのだと思う」
「自刻像は『未完成』なのもまた、自らを“表現”しているのだと感じた」
「手帳に食べ物65品を文字で書きつけて亡くなった小柏太郎を思うと、実際にはできないけど、食べさせてあげたい」……
-70年以上の時をこえて、戦没画学生と対話する
対話を通して自身の現在・過去・未来をみつめる-
心に響く、濃密な2時間でした。
次回の授業は11月18日を予定しています。