7月8日(土)に総勢54名で淡路島にある北淡震災記念公園に行ってきました。
暑い日差しの中、目的地に着くと、まずは阪神淡路大震災で被災された森康成さんのご講演をお聞きしました。当時、高校で勤務されていた森さんのご自宅は、全壊。真っ暗な中を手探りで外に這い出し、隣の母屋で暮らす父母を背負って外に連れ出したというお話をお聞きしました。その時、「災害時の基本として学校でも教えている『おはしも』の中にある『戻らない』とあるが、家族が家の中に取り残されている時に、あなたならどうしますか?」という問いかけに考えさせられました・・・。新しい家を少し離れた安全な地に再建するまで2年近くを倉庫で生活したとのことでした。また、被災された当日も定刻に出勤して教職員の安否確認を行い、生徒の安否確認を順番に電話で確認していったそうです。登校してくる生徒もいたとのことで、災害時の学校の体制についても改めて考えさせられました。災害に備えるための様々な整備が必要だと感じました。
その後、震災記念公園の中に保存されている野島断層の見学、震度6を体験できるコーナーでは、同じ震度6だった東日本大震災との揺れの違いを体験しました。同じ震度でも直下型のすさまじい揺れは、恐怖でした・・・。
お昼は、ウェスティンホテルでのランチバイキング♪淡路島と言えば、玉ねぎ!玉ねぎスープやグリル、サラダ、かき揚げなど色んな味を楽しみました。色とりどりの季節のメニューが並び、和やかにランチタイムを過ごすことが出来ました。
午後からは、淡路島の特産品でもあるお線香づくりも体験できるパルシェ香りの館に行ってきました。ラベンダーの香りのお香を作る体験チームと公園内を散策するチームに分かれました。ラベンダー畑の香りに癒され、温室の花の美しさに癒され、ハーブティーを飲んだりラベンダーアイスを食べたりしながら、のんびりした時間を過ごしました。
最後に淡路島の定番コース、たこせんべいの里でおみやげを買い、ハイウェイオアシスでも最後までおみやげを色々買い込んで、予定よりも1時間遅れで千代田駅まで戻ってきました。
PTA本部役員行事委員さんが中心となって企画し、お菓子や飲み物の準備もして下さいました。本当にありがとうございました。3月に卒業されたOBさんや役員さん以外の保護者の方も沢山ご参加頂き、バスの中ではビンゴ大会で盛り上がり楽しく過ごすことが出来ました。来年もぜひ、お楽しみに♪