3年生の「現代文」の授業では『火垂るの墓』を教材にして学んでいます。この度、6歳の時に空襲で左足を奪われた安野輝子さんに体験を語って
生き残っても癒えることのないない苦しみをもたらす戦争。実相を知り涙する生徒もいました。生徒たちは直接戦争体験を聞くことができる最後の世代です。人生をかけて平和の尊さを語られる安野さんの話を、しっかり受け止めることができました。
🌟戦争の話で初めて感情移入して悲しい気持ちになっていている自分にビックリしました。戦争を知らない私が、体験したことあるような感覚になって正直すごく怖かった。次は私たちが伝えていかないといけないって思いました。
🌟本当の戦争被害に遭った方の話はとても重かった。今までは映画やテレビ、先生からの話でしか聞いていなくて深くは知らなかった。今回安野さんの話を聞いてもっと戦争のことを知りたいと思った。
🌟兄弟の死や近所の方の死を目の当たりにして心が不安定にしかならない状況で、ここまで努力をし続けてきた安野さんはすごいと思います。何度くじけそうになっても「生きよう、国に対して裁判を起こそう」と頑張り続けている姿はとてもカッコいい。
🌟爆弾で膝の下を奪われて、みんなと走ることも歩くこともできなくなると思ったらもう死にたくなる。戦争で足を奪われ、国からの補償や謝罪がないなんて、納得がいかない。日本以外の国は補償しているのに、日本は一般人には補償がないのはおかしい。