7日(水)、私たちは岡山県国立療養所「長島愛生園」および「邑久光明園」を訪れました。最初に、長島愛生園の資料館を見学をした後、自治会長の方より邑久光明園の歴史や、当時の患者さんの生活についてお聞きしました。昼食後のフィールドワークでは、船着き場、小学校跡や監禁室、監房跡地、納骨堂などを見学して回りました。ツアー前に事前学習をして臨み、現地でお話を伺うことでハンセン病患者がたどってきた苦難の道を意欲的に学ぶことができました。
【生徒感想】
〇堕胎手術の時、どういう気持ちで看護師は赤ちゃんの命を奪ったのかについて考えさせられ
た。殺さなければならない状況下で苦しい思いをして赤ちゃんを殺めた人もいただろう。国
が差別を作り出し国民を煽動したが、国の差別は間違っているしひどい。国が差別をつくっ
ていくということを学んだ。私は看護師を目指しているけど、しっかり学んで正しい判断が
できる人になりたい。
〇奥さん(ハンセン病回復者)の方が話しているとき、左手にあざがあったことに気づいた。
それを隠すように話されていた。そこにハンセン病という病の差別の根深さを感じた。