8月2日~5日にかけて、有志20名が毎年恒例のスタディツアーに参加しました。今回は4月に地震で被災した熊本県益城町と長崎市を訪ねました。往復フェリーを利用しましたが、初めてのフェリーの旅に全員やや興奮気味でした。
到着した3日午前は長崎市で「原爆資料館」「爆心地公園」「平和祈念像」などを訪ねました。資料館では全員がメモを取りながら食い入るように原爆関連の資料から学んでいて、「もっと時間がほしい」という声もたくさん聞かれました。午後は、長崎港から船で、昨年世界文化遺産に登録されました「軍艦島」へ渡りました。明治期より日本のエネルギーを支えてきた石炭の島の光と影を学ぶことができました。
翌4日は私立城北高校を訪問し、実際に被災された生徒さんやボランティアをされている生徒会やクラブの話を聞きました。その後は実際に益城町に入りましたが、被災地の現状を目の当たりにし、復興がほとんど進んでいない状況にショックを受けました。また、避難所になっている小学校を訪問し、ボランティアのようすや生活の一部を垣間見ることができました。
この4日間で生徒たちは平和のこと、エネルギーのこと、地震のことなど、さまざまなことを学び、充実したスタディツアーとなりました。