1年3組は、東京大空襲を扱った『ガラスのうさぎ』という作品から平和の問題を考えています。
9月7日(土)に「大阪城戦跡フィールドワーク」に行ってきました!
大阪城周辺はかつて日本最大の軍事工場「大阪砲兵工廠」がありました。今も地下には軍事工場が眠っています。
フィールドワークでは、砲兵工廠跡や陸軍司令部跡、機銃掃射で削られた石垣や1トン爆弾の爆風でずれた石垣、反戦川柳作家鶴彬の墓碑などを巡りました。
最後は平和資料館「ピースおおさか」の見学。1トン爆弾、模擬原爆など、大阪の空から落とされた爆弾の威力とその被害に驚きました。亡くなられた15000人の方の名前が記載されたメモリアルの前でその数の多さを実感しました。
残暑が厳しい1日でしたが、熱い学びとなりました。
《生徒の感想》💙「大阪城の中に陸軍の司令部があったことに驚いた。当時は戦争や軍が何よりも優先されていたことがよくわかった」💙「原爆投下の訓練として大阪に1トン爆弾を落としていたことを初めて知りました。大阪城の歪んだ石垣を見て、本当に行われていたことを実感しました」💙「『ピースおおさか』で日本が中国におこなった侵略戦争の内容が展示がされなくなってきていることに危機感を覚えました」