看護科の2年2組では、文化祭のテーマとして「国際赤十字運動」の足跡を学んでいます!
この夏休み、クラスの有志6名で大阪市中央区大手前にある「日本赤十字大阪支部」を訪ねました。
初めに、救護課主事の方から「赤十字とは何か」について説明を受けました。印象的だったのは、現在進行中のウクライナ戦争においても、ロシアとウクライナの両国に赤十字社が存在し、絶え間ない人道支援活動を行っていることです。被害を受けた小さな子どもや高齢者などの運搬が、しっかりと赤十字のマークを身につけた人々によって行われていました。
赤十字と言えば「人道」という言葉が欠かせませんが、その人道の精神を妨げる「自己中心」「認識不足」「想像力の欠如」「無関心」等の心の障壁に対して、どのようにして献身的で積極的な救護や援助を行うかが、赤十字の魂だと説明されました。
具体的な応急処置法や傷の止血方法に関しても、清潔な手順や三角巾の正しいたたみ方、次に使うときのための保管方法などを学びました。
「看護概論」の授業では十分に触れられていなかった国際赤十字について、今回のフィールドワークを通して知ることができ、生徒たちの学びがより深まりました!😊