1月11日(水)、教育探究コースで「ことばの授業」を4年間担当してくださった窪島誠一郎さんの最後の授業がありました!
教探コース4期生(3年3組)は、2年時から2年間にわたり窪島さんの特別授業を受けてきました。コロナ禍で入学当初から学校生活を制限されてきた4期生にとって、窪島さんとの出会いは非常に貴重なものでした。
昨年度は戦没画学生慰霊美術館「無言館」に展示されている絵を見て授業で語り合い、春休みには長野県上田市の「無言館」を1泊2日で訪問。そして今年度は窪島さんの私小説『流木記』を1年間かけて読み進めました。
最後の授業は、窪島さんからの提案で、著名なサックス演奏者の坂田明さんとの共演!
窪島さんより生徒一人一人に向けたメッセージを頂きながら、時折坂田さんのサックスの演奏を聴きました。その後、生徒が2年間の授業を通して感じた窪島さんへの思いを言葉に乗せて伝えました。
💙「窪島さんの授業では感じたことを何でも言えた。うまく言葉にならないことも汲み取って受け止めてくださった」
💙「無言館に行ったことで窪島さんの話される言葉の意味をより理解できるようになった」
💙「人間は二度死ぬと言われている。一度目は生命を失う時で二度目は人々の記憶から消える時。窪島さんの無言館は戦没画学生が二度目の死を迎えないようにするものだと思った」
……など様々な意見が出されました。
そして、締めてとして演奏して頂いた坂田さんのサックスに一同聴き入りました🍀
2年間お世話になった窪島さん。最後の授業はとても素敵で感動的で、今まで以上に学びの深いものとなりました!