2月の卒業式に向けて卒業式運営員会が結成されました。
第1回は、YouTubeで話題の“政治アイドル”で、ジェンダー論を研究する大学院生町田彩夏さんをお招きして講演を行いました。6階講義室いっぱいに集まった生徒に「これからを生きるみなさんと一緒に考えたいこと」と題し、4つのテーマでお話しいただきました。(①学ぶことの意味、②ジェンダー平等の大切さ、③自分のことは自分で決めていい、④納得できないことは受け入れなくていい)
講演の後、3年生を中心に次々と質問や感想が出され、大盛況の講演会となりました。
3年生の感想を紹介します。
「これまで生徒会活動や社会活動を通じて社会を変える運動をしてこられたことに感動しました。何事もやってみなければ自分も周りも変わらないと思いました。勇気がなくてできなかったことも頑張って行動してみようと強く思いました」
「ジェンダー論を学んだことで自分が当たり前だと思ってきたことに疑問を持つことができるようになりました。私も母から『女やから家事をしなさい!』と言われます。長年日本で支配的だった性別役割分業論の弊害を感じます」
「なぜ選挙に行くのか、何のために行くのか…もやもやしていたものがスッと消えて納得できました。私も選挙に行くことで自分にできる『何か』をしてみたいと思える講演でした」
「納得できないことには怒っていいんだという言葉に少し気が楽になり、ホッとさせられました。この学校に来ていろんな学ぶ機会があり、自分とは関係ないと思っていたことにも関心を持てるようになって、学ぶって本当に大切なことなんだと思いました」
3学期の目標を決め、生徒会は卒業式までの取組みを通して活動のバトンを渡せるように頑張っていきます。