教育探究コースでは、専門科目「教育・人間探究の時間」において、たくさんの体験・探究・発表活動等を行っています。
それ以外の教科・科目の中でも、発表や作品づくりを行います。
2学期に行っているレポート発表授業の様子をお伝えします。
「世界史B」の夏休み課題で、「レポート 世界のひと・もの・こと」に取り組みました。
自由度が高いため、多彩なテーマのレポートが集まります。
2学期の後半は、通常の「世界史B」の授業だけでなく、2週間に1回程度の頻度で、「世界のひと・もの・こと」のレポート発表授業を行っています。
担当教員が相談に乗りながら、発表者は「発問」も考え、「授業」をつくります。
時勢柄、「コロナ」・「感染症」に注目した生徒が複数いたので、合同発表授業も。
「感染症と資本主義」や、「各国のコロナ対策の比較」、「カミュ『ペスト』を読む」等。力作ぞろいのレポートを前に、議論にも熱が入ります。
発表時の質疑応答に加えて、発表者にコメントを書き、そのコメントカードに発表者がレスポンスを書いて返す、という紙上交流も。
感染症、食文化、スポーツ、音楽……各自の興味関心は、必ず「世界史」とも結びつきます。
クラスに集う一人一人の興味関心や個性があって、そのクラスならではの学びが生まれます。