2年6組では文化祭のテーマを「『白旗の少女』と沖縄」に決め、学んでいます。お盆明けの17日、身近にある戦争を学び、地下壕の暗闇を体験しようと屯鶴峯地下壕に行ってきました。ここは太平洋戦争末期に日本軍が本土決戦に備え、戦闘指令所として建設した総延長2キロに及ぶ大きな地下壕です。
小学校教員の田中正志さんのガイドで、懐中電灯を頼りに暗闇と静寂の中を進みました。田中さんからは「100人ほどの朝鮮人がこの壕の建設に携わっていた」「もし本土決戦になれば大阪や奈良も沖縄のようになっていた」とお話していただきました。
【生徒の感想】
●実際に壕に入ってみて当時の状況がよく分かった。懐中電灯を全部消したとき、真っ暗で何も見えなかった。沖縄の人たちも暗いガマに避難していたけど、この地下壕に入って当時の人たちの気持ちになれた。怖かったやろうな。はやく戦争終わってほしいと願ったと思う。