2019年07月18日
今年も2学期の文化祭に向けて、生徒実行委員会が開催されました。クラスごとにテーマを決定し、資料学習やフィールドワークなどを通して学習を深めていきます。今日は、実行委員の生徒を対象に、岡山県にあるハンセン病療養所”長島愛生園”に入所されていた、元患者の森敏治さんと支援コーディネーターの加藤めぐみさんにお越しいただき、これまでの日本におけるハンセン病患者がおかれてきた実情について講演していただきました。
【生徒感想】
「国が行った隔離政策のせいで森さんは言葉にできないくらい苦しい思いをしてこられた。これは国が謝ったからといって許されることではないと思った。」
「国は、当時戦争をしていくうえで障害や病気をもった人が邪魔になるから差別が生み出されたと知り、差別されてきた家族のことを思うとつらくて仕方がなかった。」